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吃音症の治し方|子どもと大人で違う対応をエビデンスで整理

吃音症の治し方|子どもと大人で違う対応をエビデンスで整理
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「どうすれば治るんだろう」——わが子の吃音を心配して検索する保護者の方も、自分の吃音に長く付き合ってきた大人の方も、たどり着くのはこの言葉ではないでしょうか。そして調べるほど、情報がバラバラで、何を信じればいいのか分からなくなりますよね。

この記事では、吃音症への対応を「子ども」と「大人」に分けて、環境調整・言語訓練・認知行動療法・薬という選択肢を、コクランレビューなどの研究にもとづく「効果の確からしさ」つきで整理します。「必ず治る方法」を紹介する記事ではありません——そういう方法は現時点で存在しないからです。その理由も含めて、分かっていることと分かっていないことを正直に書きます。

ソンタクマン
ソンタクマン(toVoice 運営)
吃音当事者。研究論文と当事者の声をもとに、吃音の情報を出典つきで発信しています。

この記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療の判断に代わるものではありません。気になる症状があるときは、言語聴覚士のいる医療機関やことばの教室にご相談ください。

最初に大切なこと — 「治す」のゴールは一つではない

結論から言うと、吃音には「誰にでも効く決定打」がありません。専門機関の解説でも、どの患者にも一様に有効である治療法はなく、患者に応じて複数の方法をしばしば組み合わせて選ぶことで、ある程度の有効率が得られることが多いとされています(S0007)。治療の中心になるのは、環境調整・言語訓練・カウンセリング・心理療法や行動療法の4つです(S0007)。

もう一つ大切なのは、ゴールの置き方です。近年の研究的な取り組みでは、「吃らないこと」だけを目標にするのではなく、コミュニケーションの目標をそれ以外の肯定的で具体的なことに置き直す、というアプローチが試みられています(S0008)。「症状ゼロ」だけが成功ではなく、「楽に話せること」「話すことの困りごとを減らすこと」も立派なゴールです。この視点を最初に持っておくと、この後の年齢別の話がぐっと理解しやすくなります。

治療の前に知る「自然回復」— 子どもと大人の分かれ道

子どもと大人で対応が違う最大の理由は、「自然回復」の見込みが年齢で大きく変わることです。発達性吃音は2〜5歳ごろの幼児期に起きやすく、発症率(吃音になる確率)は5%以上とされます(S0008)。幼児の1割程度に発症するとする資料もあります(S0009)。

そして幼児期に始まった吃音は、発吃(吃音が出始めた時期)から2〜3年程度までの経過で、7割以上が自然に治癒すると報告されています(S0009)。自然に消失する場合、そのほとんどは発吃から約2〜3年以内です(S0008)。一方で、大人になっても吃音が残る人もおり、全人口における有病率はおよそ1%とされています(S0008)。8歳ごろ以降になると自然治癒は少なくなります(S0009)。

つまり、幼児期は「自然回復の可能性を活かしながら、環境を整えて経過を見る(必要なら早期に訓練へ)」、8歳ごろ以降〜大人は「症状の軽減と付き合い方の獲得を軸にする」というように、対応の設計そのものが変わるのです。以下、年齢順に見ていきます。

子ども(幼児期)の治し方 — 環境調整と早期の言語訓練

まずは環境調整から

幼児は「話し方を意識して直す」ことがまだできません。そのため幼児期は、意識的に発話を修正させるのではなく、まず環境調整を行うとされています(S0007)。具体的には、周囲の大人がゆったりと楽に話し、「吃るかどうか」ではなく話の内容を聞くように努めることです(S0007)。吃ると笑ったり真似をしたりする子がいる場合は、保育園・幼稚園の先生にも協力を求め、「わざとそうしているのではない」と説明してもらうことも環境調整に含まれます(S0007)。

訓練を始める目安はいつ?

環境を整えて経過を見たうえで、悪化が見られる場合、発吃後1年半から2年以上たっても治らない場合、就学1年前までに治癒しない場合、あるいは吃音の家族歴などの危険因子がある場合には、訓練を行うとされています(S0007)。学会誌の解説でも、就学1年前ごろになっても改善傾向がない場合に言語治療を開始する、という目安が示されています(S0009)。「様子見」と「行動」の切り替えラインが、専門機関の資料でここまで具体的に示されていることは、あまり知られていません。

当事者の親の声(3兄弟の母/個人ブログ note・継続発信)

ここで、もう一回、言語聴覚士の方に相談して何かできることはないか、行動してみようと思いました。

2歳ごろから吃音のあった次男が、年長の12月、生活発表会の劇で緊張から症状が強く出て、「上手くできなかった」と涙目になった——その姿を見て、それまでの経過観察をやめて相談を決めた母親の記録です。本人が話し方について悩み始めたことが転機でした。実際、専門資料でも就学1年前ごろが言語治療の開始を検討する目安の一つとされており(S0009)、この家庭の決断のタイミングはその目安とも重なります。

出典: 生活発表会と「ことばの教室」通室の決断(note・もも)(台帳: V0009)

幼児期の訓練には、どのくらいの根拠がある?

幼児期の訓練には、発話能力に合わせて周囲の言語的な要求水準を下げる方法(Demands and Capacities Model にもとづく方法)や、望ましい発話への応答を積み重ねるリッカムプログラムなどがあります(S0007)。幼児の多くは治療への反応が良いとされ(S0007)、幼児期の言語訓練は有効率が比較的高いとも解説されています(S0009)。

では、その効果はどのくらい確かめられているのでしょうか。コクランの系統的レビューは、6歳以下の子どもを対象にしたランダム化比較試験4件(計151人・2〜6歳)を統合し、リッカムプログラムを受けた群は待機群より吃音頻度(吃音のある音節の割合)が平均でおよそ2.2ポイント低かったと報告しています(P0008)。ただし同レビューは、エビデンスの確実性が「非常に低い〜中程度」で、結果は慎重に解釈すべきだとも明記しています(P0008)。リッカムプログラムは本来1〜2年かけて完了する設計で、これらの研究はいずれもプログラム完了前の時点の評価だったことも留意点です(P0008)。

また、2〜18歳の介入研究をまとめた別の系統的レビューとメタ分析では、リッカムプログラムのような直接法と、Demands and Capacities Model のような間接法の両方が就学前の子どもの吃音の軽減に有効で、なかでもリッカムプログラムが最も高いエビデンスレベルだったと報告されています(統合効果量 -3.8)(P0009)。遠隔(テレヘルス)やグループ形式での実施も、対面の個別訓練と同等に有効だったという結果も出ています(P0009)。「効果を示す研究はあるが、確実性には限界もある」——これが幼児期の訓練の、誇張のない現在地です。だからこそ、家庭で自己流に行うのではなく、言語聴覚士の指導のもとで行うことが前提になります。

学童期の治し方 — 学校の環境と二次的な悩みへのケア

小学生の時期は、話し方そのものと同じくらい「まわりの反応」が大きなテーマになります。吃音のある子どもの過半数が笑われたりからかわれたりしており、それによって自尊感情の低下や不登校などの二次障害が生じやすくなるため、本人の意向を聞き取りながら、クラスや学校の環境調整に当たるとされています(S0007)。学齢期に約半数がいじめやからかいを経験するという報告もあり、対策が重要です(S0009)。

発話面では、みんなで声をそろえて読む斉読やリズムに合わせた朗読が流暢性を誘導しやすく、発話に自信を持たせる訓練としてよく行われます(S0007)。高学年になると、柔らかくゆっくり話す流暢性形成法が可能な場合もあり、吃音への過敏さや情緒反応を減らすために、楽に軽く吃る「吃音緩和法」や、わざと吃る「随意吃」の訓練、心理的サポートとしての認知行動療法の併用も使われます(S0007)。

一方で正直に書いておきたいのは、研究の手薄さです。先ほどのメタ分析では、就学前の子どもと違い、学齢期の子どもや思春期の若者を対象にした質の高いエビデンスのある介入は確認されなかったと報告されています(P0009)。学童期は「確立した正解」がまだ研究途上の時期であり、だからこそ環境調整と本人の気持ちのケアという土台の重要性が増します。

大人の治し方 — 言語訓練と心のケアの二本立て

大人の吃音はどう変わるか

青年期以降になると、吃音の発話症状は、言葉が出ずに間があいてしまう「難発」が中心になり、不安や悩みの質も変化していきます(S0008)。思春期以降は、社交不安障害やうつなどの精神科的な問題も併発しやすくなることが指摘されています(S0009)。つまり大人の吃音は、「話し方」と「心理面」の両方を見る必要があるのです。

言語訓練 — 何が使われ、どこまで確かか

大人の言語訓練では、吃音が出にくいコントロールされた話し方を身につける「流暢性形成法」と、楽に吃ることを目標にする「吃音緩和法」を組み合わせた統合法がよく使われます(S0007, S0008)。研究の総説でも、成人で最も確かな実証的エビデンスがあるのは、発話の仕方を再構成する(流暢性形成系の)訓練だとされています(P0010)。

ただし限界も明確です。統合法のみで改善する症例は少なく、過半数では社交不安障害などの心理面の評価と対応も必要になるとされています(S0007)。学会誌の解説でも、言語訓練は単独では長期的な有効率が低く、心理面・社会面のサポートも必要と明記されています(S0009)。また、コントロールされた話し方は本来の自分の話し方とは異なるため違和感を持つ人もおり、効果の維持が難しいという意見もあります(S0008)。

当事者の声(言友会創設者・日本吃音臨床研究会代表/団体公式サイトの手記)

吃音に悩んでいたのは僕だけではないと、まずほっとした。

大学1年の夏、東京の民間吃音矯正所に1ヶ月入寮し、その後も3ヶ月通院して呼吸や発声の練習に懸命に取り組んだものの、吃音は治らなかった——そしてそれは、共に励んだ仲間たちも同じだった、という数十年前の手記です。この方はその後、「治すこと」から「吃音とともに自分らしく生きること」へ軸足を移し、当事者団体を設立しました。訓練だけで治そうとすることの難しさは現在の研究でも指摘されており、言語訓練単独では長期的な有効率が低いという知見(S0009)は、この体験と重なります。だからこそ今の標準的な対応は、発話の訓練と心理面のケアの二本立てで設計されています(S0007)。

出典: 吃音矯正所から言友会設立へ — 伊藤伸二の手記(日本吃音臨床研究会「どもる君へ」)(台帳: V0010)

認知行動療法(CBT)— 「吃らないこと」を目標にしない治療

心理面の対応の中心が認知行動療法(CBT)です。吃音では、発話行為そのものに注意が向くことが非流暢の主な要因になっているという理解のもと、吃るかどうかにこだわらず、楽なコミュニケーションを目標にします——このほうが発話行為から注意が外れるため、かえって発話症状も改善しやすいとされています(S0007)。社交不安障害を併発している場合にも、認知行動療法が奏功するとされます(S0007)。

国立障害者リハビリテーションセンターでは、CBTを用いた吃音のグループ訓練の研究が行われています。このプログラムは、意図的で不自然な発話のコントロールは練習せず、多くの人にある「吃音に捉われず自然に話せている瞬間」に注目してその力を伸ばすという発想で、週1回・5週間の暫定プログラムによる試験的なグループ訓練が実施され、介入前後で改善を認めてその後も維持している参加者が出ていると報告されています(S0008)。研究段階の取り組みですが、「治し方」の発想そのものが変わりつつあることを示す動きです。

なお、話し方に直接アプローチしない間接法として、就寝前に頭の中のイメージで話す練習を毎日行うメンタルリハーサル法もあり、治療効果の維持は比較的良いとされる一方、治療自体に平均2〜3年かかることや、実施できる臨床家が少ないという課題が指摘されています(S0007, S0008)。

薬で治せる? — 薬物療法の現在地

「薬を飲めば治るのでは」と期待したくなりますが、現時点の答えははっきりしています。吃音に有効性が確立された薬物はありません(S0007)。3分の1程度の症例に有効だと報告されているものはあるものの、吃音が適応として保険収載されている薬はありません(S0007)。米国でも、吃音の治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)に承認された薬は存在しません(P0011)。

ただし「研究が止まっている」わけではありません。薬理学の総説によると、ドパミン拮抗薬が吃音症状の重さを軽減するのに有効だという報告のエビデンスは蓄積しつつあり、新しい作用機序を持つ選択的D1拮抗薬がFDAの治験で検討されているほか、VMAT-2阻害薬という別の機序の薬も有望な研究対象とされています(P0011)。また、吃音そのものではなく、吃音を背景に生じた二次的な抑うつや社交不安障害に対しては、薬物療法が行われることがあります(S0007)。

まとめると、薬は「二次的な心の不調への対処」と「将来に向けた研究」が現在地であり、「吃音を治す薬」は存在しません。もし「飲めば治る」とうたう商品や情報を見かけたら、この事実と照らして慎重に判断してください。

どこに相談する? — 言語聴覚士・ことばの教室・受診の目安

ここまでの内容を実際に受けるための窓口を整理します。吃音の訓練や相談を専門とするのは、言語聴覚士(ST)です。子どもの場合は、地域の小学校などに設置されている「ことばの教室」や、言語聴覚士のいる医療機関・自治体の発達相談が入り口になります。大人の場合は、言語聴覚士のいる耳鼻咽喉科やリハビリテーション科のある医療機関、心理面の悩みが大きい場合は精神科・心療内科が相談先の候補です。

相談のタイミングとしては、幼児期に吃音が出始めてから2〜3年を過ぎても消失しない場合に、医療・教育機関で相談することが推奨されています(S0008)。もちろん、この目安より前でも、本人がつらそうなとき・保護者の不安が大きいときに相談してかまいません。

また、「治す」以外の制度的なサポートも知っておくと支えになります。学校でのからかい対策には診断書などでの対応が行われ、就学・就労の場面では、診断書によって障害者差別解消法にもとづく合理的配慮(面接時間を長くする、電話業務を免除するなど)を求めることができます(S0007, S0009)。発達性吃音は発達障害者支援法の対象で、精神障害者保健福祉手帳の取得が可能な場合もあります(S0009)。

治療だけが道ではない — 自助グループという選択肢

最後に、医療機関での治療とは別の、しかし多くの当事者にとって大きな支えになっている選択肢を紹介します。当事者同士が集まるセルフヘルプグループ(言友会など)です。

当事者の声(社会人・二児の父/個人ブログ note・継続発信)

みんながどもっている!!!という驚きだけは鮮明に覚えています。

社会人になってからネット検索で言友会を知り、初めて例会に参加したときの記録です。学生から高齢者まで10名ほどが自己紹介や議論をする場で、参加者全員がどもっている光景に衝撃を受けた——この方はその後、他県の言友会やオンラインのコミュニティにも参加を広げていきました。専門資料でも、成人の環境調整とは本人が周囲に吃音を開示して協力を求めることであり、吃ることをオープンにすると心理的負担が減り、楽にコミュニケーションができるようになるとされています(S0007)。安心して吃れる場は、その第一歩になり得ます。

出典: 僕の吃音歴 — 言友会との出会い(note・hiro)(台帳: V0011)

自助グループは治療の場ではありません。しかし、「吃らないこと」以外の目標を持つこと(S0008)や、吃音を開示して話せる環境をつくること(S0007)が対応の方向性として示されていることを踏まえると、同じ立場の仲間とつながることは、その両方を自然に実践できる場だと言えます。

治し方さがしで陥りがちな3つの落とし穴

落とし穴1 − 「必ず治る」をうたう方法に飛びつく

どの患者にも一様に有効な治療法はない、というのが専門機関の見解です(S0007)。「必ず」「誰でも」と断言する情報ほど、効果の程度と根拠の確からしさを確認してください。この記事で見たとおり、最も研究が進んでいる方法でも、エビデンスには限界の注記がついています(P0008)。

落とし穴2 − 大人のやり方を子どもに(子どものやり方を大人に)当てはめる

幼児期・学童期・成人では、推奨される対応がそれぞれ異なります(S0007)。たとえば幼児に発話の修正を求めることは推奨されていませんし(S0007)、幼児向けプログラムの高いエビデンスは就学前を対象にしたもので、学齢期・思春期の時点で既に質の高いエビデンスは確認されていません(P0009)。成人で最も確かなエビデンスがあるのは、発話再構成系の訓練という別の体系です(P0010)。年齢に合った情報かを必ず確認しましょう。

落とし穴3 − 一人で抱え込み、記録も相談もしない

吃音の症状には波があり、「いつから・どんな場面で・どのくらい」という経過の情報は、相談先での判断材料になります。幼児期なら発吃からの経過年数が訓練開始の目安に使われるため(S0007, S0009)、記録はそのまま役に立ちます。まずは日々の様子を記録することから小さく始めるのが現実的です。言語聴覚士など専門機関に相談できる場合は、そちらが確実です。

よくある質問

吃音症は自然に治りますか?

幼児期に始まった吃音は、発吃から2〜3年程度までの経過で7割以上が自然に治癒すると報告されています(S0009)。一方で大人になっても続く人もおり、全人口における有病率は約1%とされています(S0008)。自然に消失する場合のほとんどは発吃から約2〜3年以内のため、それを過ぎても続くときは医療・教育機関への相談が推奨されています(S0008)。

子どもの吃音の治療はいつから始めるべきですか?

幼児期はまず環境調整をして経過を見ることが基本とされています(S0007)。そのうえで、悪化が見られる場合、発吃後1年半〜2年以上たっても治らない場合、就学1年前までに治癒しない場合、家族歴などの危険因子がある場合に訓練を行うとされています(S0007)。就学1年前ごろになっても改善傾向がなければ言語治療を開始する、という目安も示されています(S0009)。

大人になってからでも吃音は改善しますか?

大人では、流暢性形成法と吃音緩和法を組み合わせた言語訓練や、認知行動療法が使われています(S0007)。研究の総説では、成人で最も確かなエビデンスがあるのは発話再構成系の訓練とされています(P0010)。ただし言語訓練単独では長期的な有効率が低いという指摘もあり(S0009)、心理面のケアを組み合わせることが大切とされています(S0007)。

吃音に効く薬はありますか?

現時点で、吃音に有効性が確立された薬はありません(S0007)。米国FDAに承認された治療薬も存在しません(P0011)。ドパミン拮抗薬などの研究は続いていますが(P0011)、いずれも研究段階です。なお、吃音に伴う二次的な抑うつや社交不安障害に薬物療法が行われることはあります(S0007)。

吃音の相談は何科・どこにすればいいですか?

吃音の訓練・相談を専門とするのは言語聴覚士です。子どもは「ことばの教室」や言語聴覚士のいる医療機関、大人は言語聴覚士のいる耳鼻咽喉科・リハビリテーション科のある医療機関などが候補になります。心理面の悩みが大きい場合は精神科・心療内科も相談先です。発吃から2〜3年を過ぎても消失しない場合は、医療・教育機関への相談が推奨されています(S0008)。

まとめ

参考文献

  1. (S0007) 発達性吃音の研究プロジェクト「治療の解説」(kitsuon-kenkyu.umin.jp)
  2. (S0008) 国立障害者リハビリテーションセンター「青年期吃音に対する認知行動療法を用いた最新治療−グループ介入研究のご紹介−」
  3. (S0009) 森浩一(2020)「吃音(どもり)の評価と対応」日本耳鼻咽喉科学会会報 123(9)(J-STAGE)
  4. (P0008) Sjøstrand et al. (2021) Non-pharmacological interventions for stuttering in children six years and younger. Cochrane Database Syst Rev.
  5. (P0009) Brignell et al. (2021) Interventions for children and adolescents who stutter: A systematic review, meta-analysis, and evidence map. J Fluency Disord.
  6. (P0010) Blomgren (2013) Behavioral treatments for children and adults who stutter: a review. Psychol Res Behav Manag.
  7. (P0011) Maguire et al. (2020) The Pharmacologic Treatment of Stuttering and Its Neuropharmacologic Basis. Front Neurosci.

当事者の声の出典: V0009(note・もも)/ V0010(日本吃音臨床研究会「どもる君へ」・伊藤伸二)/ V0011(note・hiro)。いずれも公開記事。引用は原文どおり。

更新履歴: 2026-07-21 公開

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